子どもの話

小さい子どもの気遣いにほっこりした話し ~4話~

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小さい子どもの気遣いには、ハッとさせられます。

それは、ただ「うれしい」だけじゃなく、子どもの成長に気付いたり、子どもの目に自分が気を使わなくてはいけないように映っていたことを知ったりということが同時に起きているからです。

いつか自分の元を離れていく子どもという存在。

今日は、その小さい子どものくれた「ほっこりする気持ち」のお話しをご紹介します。

 

小さい娘の小さな気遣い

1歳半の娘がいる専業主婦です。

私が風邪をひいてしまい、寝込んでしまいました。娘のことを旦那にまかせ、別室で寝ていると、歩くのが得意になった娘が何度も来てくれます。そして、とくに私を起こすことはなく、何度もリビングと寝室を往復。

ふと目を覚ましたときに、私の枕元にたくさんのおもちゃが置いてありました。娘なりの私へのお見舞いでしょうか。いつもは旦那とふたりでは泣きわめく娘は「おかあさんしんどいからねんねだよ」と、旦那のひとことに、ぴたっと泣き止んで遊んでくれたそう。

まだまだ小さいと思っていた娘が、気遣いができるように成長していました。小さいなりに心配してくれたこと、我慢してくれたこと。なんだか胸があつくなりました。

もちろん、風邪が治ってからは、娘がだいすきなボールプールのある施設におでかけに。そこではきゃっきゃっと甘えてくれる娘。大きくなるのはうれしいけど、ちょっとさみしい。

そんな複雑な感情でした。

すっかり元気になった私に娘はべったり。また旦那とふたりになってしまうと、泣いてしまう毎日に戻ってしまい、旦那はちょっとがっかりしています。(笑)

 

子供は親をよく見ている

5年ほど前、主人の仕事の都合で地方に住んでいました。

2人目の子供が産まれたばかりの時に主人も仕事が一番忙しく朝も子供が起きる前に仕事に行き、夜も子供が寝て日をまたぐぐらいの時間にしか帰ってこれずワンオペ育児で2人の子供を育てていました。親や友達など周りに頼れる人がいなく、上の子の世話と産まれたばかりの赤ちゃんの世話を1人でしなければいけない環境の中でイライラしたり気分のムラがあり、自分の感情が止められず産後うつに近い状態になってしまいました。

その時に上の子供が粘土で遊んでいて何かを一生懸命作っていました。何を作っているのか聞いてみると「アイスクリーム!お母さんの元気がないからアイスクリームを食べて元気をだしていっぱい笑ってほしい。」と言われました。

それを聞いて涙が止まらず嬉しさと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。私の元気がないことも笑顔が少ないことも気付いて私の好きなものを作って元気をだしてもらおうと小さいながらも考えてくれたことに本当に嬉しく子供に救われたと思いました。

それから怒ることもイライラすることがあってもそれ以上にいっぱい笑おうと思いました。

 

私を守るために生まれてきてくれたのかな

今から約2年ほど前の話です。

当時私には3歳の息子がおり、慣れない子育てと男の子の育児に毎日奮闘していました。家を購入し、知らない土地に引っ越してきたことで、近所に知り合いも全くおらず。旦那さんも引っ越してきたタイミングで運悪く職場が異動になり、早朝に出かけて夜遅くに帰ってくる生活サイクルとなってしまいました。そんなこともあり、引っ越しの荷ほどき作業から、息子のお世話、慣れない近隣住民の方とのお付き合いなど
日に日に私の中のストレスが膨れ上がってきました。

今までだったら、近くの友人と子供同士を遊ばせて息抜きをすることができていたのですが、遠方に引っ越してしまったこともあり、なかなかストレス発散もできないままでした。

そんなある日、ささいなことから旦那さんと大喧嘩になりました。日頃私が溜まりに溜まったストレスがフとした瞬間に爆発してしまったのです。旦那さんも慣れない異動先で人間関係に疲れてストレスを抱えていたのだと思います。今までにない激しい口論になり、それを見ていた息子が大泣きしてしまいました。これではいけないと思った私は、息子を抱えて外に飛び出しました。

気持ちを落ち着かせるためにも、息子と二人手をつないで近くの川沿いを散歩していました。私も初めての旦那さんとの口論で悔しくて大泣きをしてしまいました。暴言を吐かれて傷つき涙を流している私を見て3歳の息子が「大丈夫だよ。僕がママを守るからね。僕はママの味方だよ。大好きだよ」と言ってくれたのです。

その言葉を聞いて、すごく嬉しい気持ちになりましたし心が癒されました。そして私がしっかりしなくてはと気持ちを持ち直し自宅に帰りました。

自宅に戻ると、すぐに旦那さんが謝罪をしてくれて喧嘩は収束しました。息子はまだ3歳ながらもママを守ろうとしてくれていたなんて、今思い出しても嬉し涙がでます。

 

ママ業にキャパオーバー。そのとき。

もうすぐ2歳になる1歳児の子育て中ママです。

先日、夕方からいたずらの嵐。夕飯も遊び食べで、いきなり来た私のキャパオーバー。夕飯後、大きい声で怒ってしまいました。それでもケラケラ笑っていた子供。周りの安全は確保しつつ、私は「もういたずらばっかでママ行っちゃうからね!」と車に行きました。

約5分ほどしたところで落ち着きを取り戻しつつ、安全は確保したとはいえ何があるかわからないなぁと、子供の様子も気になったため家に戻りました。

そしたら子供は玄関先のベビーゲートの前で私に「おかえり〜」と。リビングに戻り、普段通り接してくる子供。改めて私は先程のことを考えました。

大きい声で怒りたいわけじゃない。大きい声で怒ったところで子供のためにはならないし子供もまだ分からない。子供を1人家に残して何がしたいの。など、色々な思いがこみ上げてきて思わず声を出して泣いてしまいました。

それを見た子供は戸惑った表情。戸惑いながらも目一杯私の前で笑ってみせました。そんな姿を見て、さらに申し訳なくなって泣いて子供を抱きしめ謝りました。

すると子供はカウンターテーブルを指差して何かを訴えてきました。何をしたいのか分からなかったので抱っこをして「どれが欲しいの?」と聞いたところティッシュを1枚取り私の涙を拭いてくれたのです。

こんなことできるようになったんだ、優しく育ってくれていると思いまたさらに泣いてしまいました。

その後は気分転換、仲直りも兼ねて涼しくなった外へ少しお散歩に行ってお風呂へ入り無事1日を終えました。

子育ては大変なこともたくさんあって叫びたくなるときもあるけど、その分笑わせてくれるのも幸せな気持ちにしてくれるのも子供なんだ。ということを改めて感じた出来事でした。

 

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