歌が力をくれた恩返し
私は、18歳のフリーターです。去年体調を崩し、引きこもりになりました。家から出れない生活が続きました。
でも、変わりたいと思い、勇気をだして、引きこもり支援センターに通うようになりました。そこで、先月歌を歌う機会がありました。希望者だけだったのですが、元々目立ちたがり屋で、歌を歌う事が大好きな私は、喜んで歌うことにしました。
当日はとても緊張しました。私は歌が好きではあるのですが、とてもうまいわけじゃないので、歌い終わるまで、皆さんに受け入れてもらえるか不安でした。
しかし、歌い終わってみると大勢の方から褒めてもらえました。(明日から頑張ろうと思えた。)そんな風に言って貰えた時は涙が出そうでした。
私は引きこもりの時に沢山の歌に支えられました。だから、歌を通して誰かに勇気を与えられる存在になりたかったのです。
この日は、ほんとにいい思い出になったし、小さいながら夢を叶える事が出来て良かったです。歌は、技術よりも心が大切だと思います。歌の力を改めて知れました。
何より大好きな歌を沢山の人に届けることが出来てほんとに幸せな時間でした。1ヶ月たった今もあの日のことはほんとに素敵な思い出です。
LIVE会場でのほっこりした話し
今年の三月に、とあるアーティストのLIVEに行ってきました。
開演は夕方でしたが、朝早くから大勢のお客さんが、既に会場に来てました。私もその中の1人でした。
朝にグッズを買って、昼頃にお腹がすいたので、コンビニに行って、昼ご飯を買いました。友達と一緒にご飯を食べてました。
その時、ふと横を見ると、10歳ぐらいの女の子が居ました。なにか作業をしていたのでよく見てみると、うちわに飾り付けをしてました。推しのうちわを可愛くデコレーションしてました。その姿がとても可愛く、きっと推しのメンバーも喜ぶだろうなととてもホッコリしました。
その子がデコレーションしてたうちわは、私と同じ推しでした。推しは同じでも、その子の楽しそうな姿からほんとに大ファンなんだろうなーってのが伝わってきました。その子は、LIVEを楽しめたのかなと今ふと思います。
大人になると、どうしても子供の頃の気持ちは忘れてしまうけど、忘れてしまった、何か大切なものをその子に思い出させてもらいました。